白谷雲水峡(苔の森)
屋久島自然休養林(白谷地区)
426.52ha
標高 島北東部標高600~1,050mに位置します。
伐採した屋久杉の巨大な切り株や平木運搬に使用した楠川歩道があります。
ヤマグルマなどを原料としたトリモチ(鳥や昆虫を捕まえるのに使う粘着性の物質)の生産に使用したモチ田跡など、屋久島の消えた産業の歴史を感じ取れる森です。
「一月に35日雨が降る」と言われくらい雨が多く、屋久杉を含む照葉樹天然林と一面を覆う美しい地衣蘇苔植物が美しい森です。
※弥生杉、奉行杉などの屋久杉にも会えます。
※花崗岩の巨石「憩いの大岩」、飛流おとしから落ちる水量の多さが目を引きます。
※苔むす森は、江戸時代に伐採されたヤクスギの切り株や岩を様々な美しい苔が覆い尽くし、さながら自然の庭園を感じさせます。
※辻峠から一登りした太鼓岩の眺望は、九州最高峰の宮之浦岳をはじめとする奥岳が一望でき圧巻です。